Geigerduino の作り方
2011/06/24今までmetaboard等を組み合わせて自作していたガイガーカウンターを、プリント基板にまとめました。
arduino互換マイコンを内臓した液晶表示ガイガーカウンタを自作できる基板です。
USBシリアルインタフェース内臓なので、arduinoスケッチのプログラミングやPCとの通信も可能です。
2cm x 10cmのスリムなプリント基板に、GM管制御、マイコン、液晶ソケット、USBシリアルを搭載しています。
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機能ごとに分離できるよう配置したので、用途に応じて切り離して使う事もできます。
- USBシリアルインタフェースを分離してガイガーカウンタ専用機にして、残ったUSBシリアルは、arduinoのスケッチ書き込みに活用できます。
- GM管制御部分を切り離して他のカウンターで利用、残りをarduinoとして活用できます。
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Geigerduinoのスケッチは、こちらです。今までのmetaboard用を焼き直しました。
10秒毎のCPM,一分間の移動平均、稼働中の平均が一列目に表示されます。
2列目は、CPM値のバーグラフと、稼働時間を分単位で表示しています。
GM管の感度に合わせて、uSV/h表示を行う場合は、arduinoの開発環境を使って
スケッチ内の表示部分を適宜変更してください。
いろいろなGM管に対応したスケッチを、このサイトで共有できればと思いますので、スケッチの提供をよろしくお願いいたします。
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●組み立て
組立図を参照しながら、背の低い部品からセオリー通りに実装していきます。
キット部品表(geigerduino-bom)は実装順に並べてありますので、参照してください。
キットでは、チップIC,LCDコネクタなどの表面実装部品は、あらかめ実装されています。
プリント版は、薄く(0.8mm)、パターンも細かい(6mil)ので、はんだづけ後の補修は基板ダメージの危険があります。
部品実装は、はんだづけ前にダブルチェックしてください。
極性がある部品(電解コンデンサ、ダイオード、トランジスタ、LED、高圧モジュール)は間違えないように注意してください。
抵抗は、1Kと10Kのカラーコードの識別を間違えやすいので、テスターなどで確認すると確実です。
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●プリント基板内の部品実装が終わった段階で、カウンター部分の動作確認を行います。
GM管や高圧モジュール部分は、まだ配線しないでください。
- 液晶モジュールを基板上のソケットに挿入します。液晶が基板の上に重なるようになります。USBケーブルをUSB電源かPCに接続、電源を供給して、液晶に文字が表示されることを確認してください。
残っている基板外の配線を行います。高圧部分は、基板には搭載しないで、GM管ソケット側への実装します。
高圧モジュールからの高圧線をGM管側に直接配線するので、基板には高圧がかかりません。
ツエナーダイオードの電圧スペックと数は、GM管の動作電圧によって選択します。
キットでは、200V 2本, 270V 2本, 200V + 270V のいずれかを選んでいただきます。
配線が完了したら、GM管をソケットに装着します。GM管の極性を間違えないよう注意してください。
中華ガラス管は、管内のの金属板が結線されている側が「GM-」で、中央のガラス管と結線されている側が「GM+」となります。
ロシア製の金属管は、極性がマーキングされています。
最後に配線をダブルチェックしたら、電源を入れて、カウントされることを確認してください。
MPUチップには、あらかじめ arduinoブートローダ と Geigerduinoスケッチ が書き込まれています。
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現在は、arduino形状互換のGeigerDuino standard を頒布しています。
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●PCと接続してarduino環境を使う場合
- PCと接続してarduino環境を使う場合は、PL2303用USBドライバをダウンロードして、インストールします。デバイスマネージャなどから、シルアルポートが認識されていることを確認してください。
- arduinoIDEを起動して、Tool ? Board設定、Tool -SerialPort設定を行い、スケッチの書き込みができることを確認してください。
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こんばんは。
友人に頼んで2台送っていただいた分の1台を分けていただき、先ほど完成しました。二時間ほどで何とか完成。先に購入させていただいたGM管と合わせてポリポリカウントしております
素人の私が悩んだのは、LEDのプラスマイナスが分からない!や、クリスタルにプラスマイナスはないのか!ぐらいだったと思います。それとスイッチとコンデンサーが2個余ってる気が…
また、Geigerduinoのスケッチをいじくろうと思ってDLLしたのですが、Verifyするとエラーが出ます。
lcd.createChar(0, bar_0);
このあたりで。
どうしたものでしょうか?
ZIPファイルには、スケッチと一緒にヘッダファイルが入っています。このヘッダファイルがスケッチと同じフォルダに無いとエラーがでます。