ワイヤレスちびか~ の作り方

ちびか~にBluetoothモジュールを付けて、Scratchでコントロールできるようにしました。

迷路抜けロボットカー ワイヤレスちびか~ キットを2500円(送料別)で頒布します。

[内容物]

ちびでぃ~のPro(ファーム書込済ATMega8実装済、10KΩx2、0.1uF、100uF、8MHz、LED)、Bluetoothモジュール5V用、(ちびギアモーター+タイヤ)x2、超音波距離センサー、電池ボックス、電源スイッチ、ピンソケット、ピンヘッダ、取付ねじ(1.7×6 4本, 1.4×8 2本 )

(別途、単3ニッケル水素充電池4本が必要です)

車体の組立て

車体の電池ボックスの両脇中央に、ちびギアモーターを配置して、2輪走行します。

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このリンクの組立て方を見ながら、ちびギアモーターに車輪をねじ止めします。

下の写真のように、1.4×8タッピングねじを電池ボックスの+極の穴に挿します。

このねじをギアモータの真ん中の取付け穴に挿して、ギアモータが固定されるまで、ねじ込みます。

もう片側のギアボックスは、上の写真のように、対照となる向きに取り付けます。

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電池ボックスを裏返して、電池の曲面を床に接触させて走行する事で、前輪キャスターを省きました。 できるだけタイヤの高さを低くして、方向転換時のガタツキを抑えます。 平坦な所で走らせれば、すばやく走行・旋回します。

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電池ボックスの裏側が上面になり、なのぼ~どAGやちびでぃ~の等が搭載できます。

今回は、ちびでぃ~のProを裏返しにして搭載しています。

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ちびでぃ~のProの抵抗やコンデンサーを下写真のように半田付けします。

10KΩ x 2, LEDは向きがあります。写真の下側が長い方のリード線(+)です。部品面の高さが低くなるように、横にして基板の端に取付けます。

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裏面に0.1uF、100uF電解コンデンサ、 8MHzクリスタル、スライドスイッチ、ピンヘッダー、ピンソケットを取付けます。(下写真)
100uF電解コンデンサは向きがあります。写真の下側が長い方のリード線(+)です
ピンソケットをニッパーで4ピンに切り、写真のように取付けます。 5ピン目の所にニッパーの刃をあてて切ります。
同じようにピンソケットを2ピン、4ピンに切ります。後でモーターと電池ボックス配線に使います。
ピンヘッダを15ピン、10ピン、5ピンに切り、写真のように取付けます。

1.7×6のタッピングねじを電池ボックス側から差し込み、上記写真の、基板の1.5mm取付穴2箇所にねじ込んで固定します。

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電池ボックスの電源線とピンソケット2ピンを写真の様にはんだ付け配線します。

端子部分をテープや熱収縮チューブ等で保護する事をお勧めします。

ちびでぃ~のProのピンヘッダに配線したピンソケットを差し込みます。

電源は、1.2Vのニッケル水素電池4本で4.8Vを供給します。 赤:5V、 黒:0V

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モーターとピンソケット4ピンを写真の様に配線します  D7,8:モーター1 D9,10:モーター2

端子部分をテープや熱収縮チューブ等で保護する事をお勧めします。

モータはATMega8に直結で駆動します。

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はんだ付け済み版も、上写真と同様に、ピンヘッダと電源・モータ端子間を配線します。

 

超音波距離センサーを4ピンピンソケットに差し込みます。

Bluetoothモジュールを5ピンピンヘッダに差し込みます。

これで、組み立ては完了です。

 

MPU ATMega8は、ヒューズ、ブートローダー、Scratch用ファームウエアが書き込まれています、

電池ボックスにニッケル水素充電池(1.2v)を4本取り付けます。

スライドスイッチを基板内側にすると電源ONとなり、LEDが2回点滅します。

使い方は、なのか~ と同じです

なのか~と比べると、スライダ、光、音、スイッチセンサやモータパワーはありません。

なのか~と同じようにScratchから2モーターと超音波距離センサーを使ってプログラミングできます。

迷路抜けscratchプログラムはこちらです

●ワイヤレスちびか~用のArduinoスケッチはこちらです

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