6石スーパーラジオ 中華電子工作キットで遊ぼう その1 

(*現在のキットはこちら→6石スーパーラジオの作り方 その2)

ふと思い立ち、ラジオキットを作ってみることにした。国産は高いので中華キットをゲット。

以前は、技術家庭科の電子工作定番だったらしいけど、最近の子供たちは、はんだづけをする機会も無いまま大人になるようです。

一方の中国では、教材として多くの種類が販売されており、子供向けの電子工作は、盛んなように見えます。

もの作りの将来を考えると、ちょっと悲しいものがありますよね・・・

はんだづけをやってみたい老若男女のみなさまへ、 お手軽な価格でキットを頒布いたします!

中身

完成したところ

部品をチェックしようと、袋を紐解き逆さにして、全部の部品を取り出してみた。

ん~ 四半世紀前にタイムスリップしてしまいました。

部品は手でしばったビニール袋にドサッと、まとめて入ってました

部品は手でしばったビニール袋にドサッと、まとめて入ってました

シリコントランジスタ6石で、オーソドックスな構成。オーディオアンプはプッシュプルOTL。

単三電池2本で、スピーカーを鳴らしています。

漢字ONLYの一枚ぺら説明書のパーツリストで部品確認、部品はきちっと揃っていたので、はんだづけ開始~

基板へのはんだづけは背の低い部品から順番に取り付けます。

極性のある部品は、基板のシルクを確認しながら、はんだづけします。

トランジスタは、アメリカ仕様のS901Xで、ピン配置はラベル面左からE-B-Cで、日本製とは違っています。

同じナンバーでも増幅率ランクによってつける場所が決まっています。

T2,T3,T4(中間波トランス)の位置は、説明書を見て、ねじの色(白、紅、黒)で判別します。

T5は、シルク上の白点と部品の白点を合わせます。

LEDは、ケースにはまるように、うまく折り曲げてはんだづけ。

イヤホンジャックの端子はそのまま取り付けられません。回路図を見ながらジャンパーをはんだづけ。

T2,T3,T4(中間波トランス)説明書を見て、ねじの色(白、紅、黒)で判別。  T5は、シルク上の白点と部品の白点を合わせる

T2,T3,T4(中間波トランス)説明書を見て、ねじの色(白、紅、黒)で判別。 T5は、シルク上の白点と部品の白点を合わせるイヤホンジャックの端子はこの写真のように、ジャンパーをはんだづけ

バーアンテナは、説明書を見て、a,b,c,dの線を基板のハンダ面の記号にあわせてはんだづけ。

基板のハンダ面にあるA,B,C,Dのチェックポイントは、ハンダを盛ってショートします。

チェックポイントは、動作確認の為に電流を測る場合に利用できます。

ケースへのスピーカー取り付けは、自分でプラスチックを溶かして、かしめます。

電池の端子は、コードをはんだづけしてから、少し折り曲げて抜けないように取り付けます。

基板とコードをはんだづけして、基板をケースにねじ止めします。

スピーカーと、電池ボックスの配線

スピーカーと、電池ボックスの配線

極性に注意して単三電池を入れ、ボリュームのスイッチをいれ、音量を大きくします。

チューイニングをゆっくりまわしていくと、最初に聞こえたのは文化放送でした ♪

IFTの調整はあらかじめ行われているので、無調整のままでもOKみたいです。

両面1枚の説明書には、細かい漢字でぎっちり説明が書いてありますが、

なんとなく経験と予測で完成することができました。

部品数40点弱の電子工作キット、教えてくれる人がいれば、はじめてでも作れるんじゃないかな。

(*現在のキットはこちら→6石スーパーラジオの作り方 その2)

この6石スーパーラジオキットを、送料込1000円で頒布いたします。

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