超音波リモコン電源スイッチ 中華電子工作キットで遊ぼう その3

とてもユニークでおもしろいキットです♪ 日本にはこのような装置は、無いんじゃないかと思います。

このキットのリモコンの写真です。 これ、何に見えますか?

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これは、超音波笛なのです。

ぱふぱふ すると、18KHz辺りの音が出ているのだそうです。

ヒトの耳では、シュッシュッって聞こえるだけなんですが・・・

この超音波でリレーを制御して、電源コンセントをオンオフするキットなのでした。

このリモコンは電池不要で、距離は数mぐらいまで届きました。

家の照明で使っていますが、今のところ他の音に反応して誤動作することは無いようです。

●この超音波リモコン電源スイッチキットを、1000円(送料別)で頒布いたします。

●作りかた

このキットは、シンプルな作りですが、電灯線AC100Vを使うので、感電に注意!!

取り付け間違いにより、部品を破壊する可能性があります、通電前に部品の付け間違いがないか十分確認しましょう。

ビニール袋をほどき、部品を確認します。

parts

基板のはんだづけは、背の低い部品から以下の順番で行います。

抵抗、ダイオード、セラミックコンデンサ、トランジスタ、コイル、電解コンデンサ、フィルムコンデンサ、リレー、LED、電源端子

極性のある部品(ダイオード、トランジスタ、電解コンデンサ、LED)は、基板のマークを確認しながら、はんだづけします。

トランジスタは、アメリカ仕様のS901Xで、ピン配置はラベル面左からE-B-Cです。(日本製とは違います)

ピン配置がわかりづらいので、写真を見てください。

Q2: 9015C

Q2: 9015C

トランジスタ、Q1:S9014CとQ3,4,5:S9014Dは、増幅率の違いで、取り付ける場所が決まっています。

Q1: 9014D

Q1: 9014D

Q3: 9014C

Q3: 9014C

Q4: 9014C

Q4: 9014C

Q5: 9014C

Q5: 9014C

コイル、電解コンデンサ、フィルムコンデンサ、リレー、LED、電源端子の順にはんだづけしていきます。

LEDの極性が、回路図では間違っています。

基板のマークが正しい接続で、トランジスタのC(コレクタ)側をLEDのマイナス(切欠き、短いリード線)側に接続します。

LEDは、ケースの取り付け位置に収まるように、試しながらリード線を調整します。

LEDの極性に注意!

LEDの極性に注意!

電源端子メスは、ハンダ面で折り曲げて固定してからはんだづけします。

電源端子オスは、ねじ止めする前に、パターンをハンダメッキします。

ねじ穴の部分をハンダメッキ

ねじ穴の部分をハンダメッキ

最後に、マイク(YD)のビニール線(紅、黒)をはんだづけします。

pcb3

部品の取付け間違いにより、部品を破壊する可能性がありますので、通電前に間違いがないか十分確認しましょう。

マイク、LED、電源端子をケース取り付け部分に、きちんと収めます。

基板をケースに取り付けます

基板をケースに取り付けます

裏蓋をはめてから、ねじ止めして完成です。

リモコンをぱふぱふすると、リレーがカチカチ音がして、LEDがON・OFFします。

小型のリレーなので、コンセントの負荷は、60W程度までです。

大きな負荷を接続すると、リレーの接点が壊れてしまいます。

分解した状態で電源を入れる事は危険です。くれぐれも感電に注意しましょう。

●回路図、レイアウト

UltraSonicRcMans

 

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One Response to “超音波リモコン電源スイッチ 中華電子工作キットで遊ぼう その3”

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